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★過去の推奨本命馬好走実績★
天皇賞(春)/ブローザホーン (5番人気)2着
高松宮記念/マッドクール (6番人気)1着
スプリングステークス/ルカランフィースト (4番人気)3着
弥生賞/シリウスコルト (9番人気)3着
中山金杯/リカンカブール(5番人気)1着
ジャパンカップ/スターズオンアース(5番人気)3着
アルゼンチン共和国杯/マイネルウィルトス(5番人気)2着
新潟記念/ノッキングポイント(2番人気)1着
宝塚記念/スルーセブンシーズ(10番人気)2着
天皇賞(春)/シルヴァーソニック(6番人気)3着
マイラーズC/ソウルラッシュ(3番人気)3着
京都記念/マテンロウレオ(6番人気)2着
AJCC/エヒト(5番人気)2着
チャンピオンズC/ジュンライトボルト(3番人気)1着
菊花賞/ボルドグフーシュ(7番人気)2着
毎日王冠/ジャスティンカフェ(3番人気)2着
神戸新聞杯/ボルドグフーシュ(4番人気)3着
セントウルS/サンライズオネスト(4番人気)3着
札幌2歳S/ドゥーラ(1番人気)1着
関屋記念/ウインカーネリアン(1番人気)1着
中京記念/カテドラル(10番人気)2着
宝塚記念/ヒシイグアス(5番人気)2着
ユニコーンS/バトルクライ(8番人気)3着
エプソムC/ガロアクリーク(8番人気)2着
安田記念/ソングライン(4番人気)1着
ダービー/ドウデュース(3番人気)1着
″3歳マイル王決定戦!GⅠ『第29回NHKマイルカップ』″
今週は3歳マイル王決定戦となるNHKマイルカップが、東京競馬場芝1600mコースを舞台に行われる。様々な路線から有力3歳馬が集う混戦レースで、近年は伏兵が高配当を演出する事も多い。今年も直接対決の少ないメンバー構成となっており能力比較が非常に難しい一戦である。
注目は2歳王者ジャンタルマンタルと、2歳女王アスコリピチェーノの初対決である。ともに3歳初戦をクラシック第1弾で迎え惜敗を喫しているが、2400mのクラシック2戦目には参戦せず、好結果を残す1600mGⅠに絞り必勝を期しての対決となる。
人気的にも2歳チャンピオン2頭が前走のクラシック初戦でもハイパフォーマンスを見せており、叩かれた上積みや紛れの少ない舞台設定を加味して2強対決ムードとなりそうだ。しかしマイル重賞で結果を残す素質馬も多数参戦しており、有力2頭を倒して真の3歳マイルチャンピオンの座を狙っている。
朝日FSで2歳王者に輝いたジャンタルマンタルは、その後共同通信杯・皐月賞でともに惜敗を喫しているが、2戦2勝のマイルに戻る今回は譲れない戦いとなる。皐月賞は直線一気に先頭に立ち押し切りを図る強い内容で、空前のレコード決着のなか実力を示した。距離短縮はプラス材料も東京コース替わりで、高速上り決着になった際の対応力は問われそうだ。
強力なライバルは阪神JFを制したアスコリピチェーノである。桜花賞ではステレンボッシュに逆転を許したが底力は誇示した。舞台を問わず確実に鋭い脚を使える能力は高いポテンシャルの証である。新馬戦で舞台を経験し快勝している点や、速い上がりへの対応力でジャンタルマンタルをリードしており、GⅠ2勝目の期待は大きい。
実績的には2強対決ムードで、ともにコース経験があり叩き2戦目の上積みを考えると一角崩しは難しそうではあるが、マイル重賞で好結果を残してきた上り馬が、初対決の舞台で一気に台頭するシーンも十分に考えられる。
2戦2勝の無敗馬ゴンバデカーブースはホープフルSを感冒で取り消し、喉頭蓋エントラップメントの手術明けは大きな不安材料となるが、同舞台で2勝し逃げ・追い込みと異なる戦法で素晴らしいパフォーマンスを披露している。ポテンシャルは相当高いが、ぶっつけでの参戦で状態面の見極めがポイントとなりそうだ。
他にも鋭い決め手でニュージーランドTを制したエコロブルーム、シンザン記念の覇者ノーブルロジャー、ファルコンSで強烈な末脚を発揮したダノンマッキンリー、アーリントンCで上り32.4秒の豪脚を発揮したディスペランツァ、一叩きされ上積みが見込める素質馬ボンドガールも上位争いの圏内といえる強力伏兵陣である。
マイル戦に矛先を替えてからの2戦で豪脚を披露したディスペランツァも気になる馬ではあるが、関東遠征への不安が付きまとい今後の期待馬として注目することとする。
推奨本命馬はエコロブルームを指名する。前走のニュージーランドT勝利時に次回狙える馬として取り上げ、NHKマイルカップ参戦なら大きく狙ってみたいと評価した馬である。現状想定で6番人気なら妙味十分で期待したい。
″確かなポテンシャルで好走を続けている!″
デビュー戦は折り合いを欠きながら先行し、直線で前が壁になる大きな不利があって3着に敗れたが、ゴール前の脚は上位2頭を上回っており力負けの印象は全くなかった。
2戦目は初戦の不利が大きく評価され単勝1.5倍の断然人気に推された。中盤がやや緩んだペースで3番手を追走し、直線はノーステッキで11.5-11.0-11.1と超高速上りで4馬身差を付ける圧勝劇で初勝利を飾った。
続くシンザン記念はノーブルロジャーに敗れてはいるが、絶好の手応えで直線を迎えながら前が壁になり追い出せず、その間に外から一気に出し抜かれての敗戦であった。前が空いてからは差を詰めており、互角以上の評価で問題ない惜敗であった。
前走のニュージーランドTは次回狙える馬で紹介したとおり、直線でまたも前が壁になりブレーキをかけるロスがありながら、外に持ち出されて坂上から一気に差し切った。初となるトリッキーな舞台でもキッチリ能力を発揮しての快勝は世代トップクラスと遜色ない実力の持ち主と評価できる。
″東京マイルコースで真価を発揮!″
デビューから4戦2勝、2着1回3着1回と崩れておらず、4戦中3戦で直線の不利があっての戦績である。4戦全てマイル戦に参戦し、東京・京都・中山と異なる舞台でも不利を受けながら確実に上位争いを続けるポテンシャルを持っている。
不利を受ける事が多くまだ全能力を出し切っていないのは確かで、それでもペースを問わず好結果を残し続けている。2戦目の超高速上りレースでは軽く促されただけで圧勝し、中盤が流れたニュージーランドTでは持続力戦を制している。
ダイワメジャー産駒で超高速馬場はどうかと思われるが、2戦目で見せた東京1600mコースでの強烈なインパクトで相殺できる。軽く促されただけで11.0-11.1秒のラストが物語るように、非凡な脚力は実力を発揮しやすい東京コースでさらに前進できそうだ。
不利があっても馬群を割れる勝負根性があり、直線で進路さえ確保できれば上位争いは確実である。出馬表には現れないレースでの不利が妙味ある人気を生んでおり、今回は能力を出し切ってGⅠ初制覇も十分に可能だ。まだまだ隠れた能力を持っている可能性を秘め、魅力溢れる馬として期待したい。
なお、各馬の仕上がり状態は勝敗を分ける重要な要素となる。最終追い切り診断にも注目していただきたい。