★デイジー
1月27日・東京5レース 3歳新馬 芝1600m
人気薄の先行馬が1・2着となる大波乱決着で低レベル戦の印象もあるが、4着となったこの馬を次走狙える馬として取り上げる。内枠の奇数枠3番からのスタートで後手を踏んでしまい、後方3番手からのレースとなってしまう。メイクデビュー戦のマイル戦で当然ペースは上がらず、馬場コンディションを考慮すると先行馬圧倒的有利な流れとなる。結果的に逃げた2着馬を2番手追走馬が交わしただけの行った行った戦となるが、後方から上がり最速の33.9秒で4着まで追い上げ、ゴール前は前団との差があり鞍上は目一杯追っていなかったが脚は際立っていた。直線入口から進路を何回も替えるロスも大きく、エンジンがかかったのは残り200m辺りからであった。鞍上がバランスを崩すシーンもありながら、11.9-11.5-11.7秒のレースラップで差を詰めたのは評価できる内容である。追い切りでまだ強い負荷をかけていなかでも高いポテンシャルを垣間見せ、次走は使った上積みに期待でき、血統を考慮して1400m~1600m戦に参戦なら狙ってみたい馬である。
★ロードデルレイ
1月27日・東京11レース 白富士ステークス(L) 芝2000m
前走で3勝クラスを卒業しキャリア6戦目で迎えたリステッド競争でも素晴らしいレースぶりを披露し快勝した。デビュー3連勝後に挑戦したGⅡ神戸新聞杯ではサトノグランツの4着に敗れたが、着差は0.1秒と能力の高さを見せていた。続く前走の3勝クラスを圧勝し今回は実質オープン初戦となったが、単勝1.4倍の圧倒的な支持に応える圧巻の走りで6戦5勝とした。1番枠から好スタートを決めたが中団後ろ目でじっくりと脚を溜める。ハイペースとは言えないが緩みない流れのなか余裕十分の追走力を見せ、直線に向き馬群に突っ込んだが勢いが良すぎて前の馬に伸し掛かりそうな手応えで、前が空くのを待ち狭い所から抜け出すと2着馬を捕えて勝利した。ラスト11.3-11.4-11.4秒と速く、上り33.2秒は次位に0.6秒差を付ける快走である。次走は重賞挑戦となりそうだが、相手次第では通過点となる可能性を秘めている。まだ精神的に幼い面を残してはいるが、成長次第ではGⅠ路線での活躍も見込めるポテンシャルを持っていそうだ。
★フルム
1月28日・東京11レース 根岸ステークス(GⅢ) 4歳以上オープン ダート1400m
結果的には4歳勢に圧倒される5着に敗れたが、直線での不利が大きく力負けの印象はなかった。過去走では良馬場限定で後方から長く脚を使い好走を続けてきたが、近走ではスタートが改善し以前よりも位置取りに進歩があり、安定感も出て確実に成長曲線を描いている。今回も絶好のスタートから内々の6番手を確保して直線勝負に徹していたが、3コーナーからペースが緩み先団馬群が固まった事で、包まれ通しとなってしまい、直線でも前が空かずスパートのタイミングを失っていた。残り200mで外の馬を弾き飛ばす勢いで外に出して追い上げたが、時すでに遅しで5着止まりであった。瞬時のキレよりも長く脚を使うタイプで、直線のロスは大きな不利となってしまったが、2着馬とは0.3秒差で後方からの追い込み一辺倒から、出たなりで中団前で運べるようになっているのは大きな進歩である。まだ明け5歳で充実期を迎えていると感じさせ、1200~1400m戦なら崩れる事はなさそうだ。上位人気に推されないタイプだけに、適正舞台での一発に期待したい。
★ルガル
1月28日・京都11レース シルクロードステークス(GⅢ) 4歳以上オープン 芝1200m
まさに完勝と言える内容で重賞初勝利を飾り、今後のスプリンター路線の主役に成り得る存在に躍り出た。未勝利卒業まではダート戦を使われていたが、その後芝路線に矛先を替え安定した戦績で重賞路線にまで上がってきた明け4歳馬である。前走の京阪杯はハイペースを先団追走から大外を進出し、直線抜け出したがトウシンマカオの良い目標となってしまい、ゴール前で差されて2着に敗れた。しかしレース振りは素晴らしく今回は負担重量1.5キロ増ながら2番人気に推されていた。馬場が悪化した京都コースではあったが前半10秒台が2F続く激流のなか、絶好の手応えで2番手を追走し直線早めに抜け出すと後続の追い上げを全く許さず3馬身差の圧勝を決めた。走破時計1分7秒7も馬場コンディションを考えると優秀である。スピードとパワーを兼ね備えたタイプで、高速馬場にならない高松宮記念は絶好の舞台となりそうだ。絶対王者不在のスプリント路線で頂点を狙える馬として注目したい。
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