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■中京記念 回顧
サマーマイルシリーズ第2戦!GⅢ中京記念が行われ、5番人気アルナシームが勝利した!
夏の小倉競馬ラストを飾る重賞・中京記念は、サマーマイルシリーズ第2戦として行われたが、通常の中京マイル戦とは異なるコーナー4つの小回り小倉1800mコースが舞台となり、全く別のカテゴリーが要求される一戦。
今年の上位人気は本質的なマイラータイプではなく小倉巧者や1800m巧者に集まり、重賞実績馬はハンデを背負う事からも大混戦が予測された。レース前のオッズも単勝1番人気が4.6倍で10倍以下が5頭、9番人気までが10倍台、3連単は全て万馬券と難解な一戦となっていた。
先週降雨の中での開催となり不良馬場まで悪化した馬場は、内側に痛みが目立ち外差しが効きそうな見た目の印象も、予測程の荒れた馬場にはなっておらず、当日も2レースの発走中に多少の降雨はあったが、以降雨の影響を受けずに時計の掛かる馬場とはなっていたがフラットな良馬場は保たれていた。
展開次第でチャンスのある馬が多数存在する事から、流れと位置取りが重要なファクターとなっていたが、展開のカギを握る逃げ馬2頭が内枠に入り、1コーナーまでの距離が短いコースでの先陣争いと、先行馬の揃った組み合わせで前半のペースに注目が集まった。
中距離の逃げ馬であるテーオーシリウスとマイルの逃げ馬セルバーグの逃げ争いは、スピード能力で上回るセルバーグに軍配が上がると予想されたが、最内枠に入ったテーオーシリウスが押っ付けて譲らず2頭による激しい先行争いが繰り広げられた。2F目に10.4秒を記録するなど速いラップが続き、1000m通過が57.5秒と馬場を考えると相当なハイペースを刻んだ。
残り800mからはピッチが落ち後続の早い仕掛けも重なり、先行勢は厳しい戦いとなる。直線に向くとエルトンバローズが先頭に立つが、直線半ばではアルナシームがエルトンバローズを競り落とし、敢然と先頭に立つと内から猛追するエピファニーをラストのひと踏ん張りで凌ぎ切った。
ラスト4Fは全て12秒台中盤の時計を要する消耗戦となったが、アルナシームは重賞勝ち馬2頭との激しい追い比べを制し重賞初制覇を飾っている。高いポテンシャルを操縦性の難しさで十分に発揮出来ずにいたが、厩舎と横山典騎手のタッグで徐々に修正してきた成果が花開いてのタイトル奪取である。
2着のエピファニーは直線で内に切れ込み、勝ち馬を猛追したがクビ差及ばず惜敗した。2月の小倉大賞典を制しているが、時計が2秒以上異なる馬場コンディションで、ハンデ58キロを背負いながらの好走は評価できる。舞台適正もあるが折り合い面の進境が明らかで、条件戦を4連勝が一気に駆け上がり期待された素質馬が漸く軌道に乗った印象だ。
3着のエルトンバローズは厳しい流れからの早め先頭でラスト踏ん張れなかったが、59キロを背負いながら先行勢の中では圧倒的な力を見せていた。今年は未勝利と結果を残せていないが、順調な臨戦過程ではないなかでも一線級と接戦を演じており、今回の走りっぷりからもGⅠ級のポテンシャルに疑う余地はない。
結果的にマイラーの出番はなく、1800m巧者が上位を占めた一戦となった。時計のかかる馬場でのハイペース戦では持続力が求められ、距離への対応力が大きな部分を占める。通常の中京マイル戦から小倉1800m戦への舞台替わりが大きく勝敗を分けたサマーマイルシリーズ第2戦であった。
競馬リポートでは
・本命馬
・追い切り調教診断推奨馬
の2つを公開していたのでしっかりとこの2つのコンテンツについてレース終了後の回顧を行いたいと思います。
■推奨本命馬について
本命に推奨したロングランは惜しくも4着に敗れた。
・外枠の不利が大きく追い込み届かず!
激しい先行争いに加え各馬の早仕掛けで展開は向いたが、最後方追走から大外を回したぶん僅かに届かなかった。枠順決定後からこのような走りになると予感はしていたが、大味なレースしか出来ない馬の宿命とも言える結果である。
向こう正面までは最後方をスムーズに追走し、先団との差は大きく開いていたが中団勢の仕掛け次第ではまだチャンスのある位置取りであった。しかし、隣枠からスタートしたニホンピロキーフの行きっぷりが悪く、3コーナー過ぎからは斜め右前方を走っており内に入れる事ができず、大外を振り回される恐れからスパートのタイミングも失っていた。
結局は4コーナー手前から大外をぶん回す事しかできず、唯一の35秒台をマークする上り最速で追い上げたが、馬券内突入の3着には後一歩届かなかった。それでも勝ち馬とは0.2秒差まで迫り、6番人気ながら4着と人気以上の走りを見せている。
・距離適性を武器に善戦!
前走の福島民報杯は1番人気に推されながら8着に敗れ、着差は0.4秒と少差ではあるが2000mの距離では信頼性が落ちると確信した一戦であった。
今回は距離短縮で迎える得意距離1800m戦が善戦の大きな要因となっている。芝1800m戦ではデビュー戦の10着を除けば掲示板を外した事がなく、全5勝を挙げる1800m巧者であるのは確かであった。
自身の能力は出し切ったものの実績上位の距離巧者が揃って上位争いをし、重賞初制覇には至らなかったが、1800mの距離なら重賞級の力を持っているのは間違いない。しかし1800m戦のGⅠはなく重賞も少ないなかで、展開の助けが必要なタイプだけに重賞制覇のチャンスはそれほど多くない。
好走条件は限られるがオープンでの実績はリステッド1勝のみで、非重賞競走でも負担重量は過酷なものとはならない。非重賞競走では上位人気に推される可能性が高く、妙味は重賞出走時となるが1800m戦なら崩れる可能性は低く、大きな期待を寄せて勝負してみたい。
■調教診断からの推奨馬について
最終追い切り最上位評価をしたセオは13着の大敗を喫した。
先週のウッドでの動きや最終坂路での迫力ある併せ馬から、連勝中の勢いが感じられ重賞でも展開次第では上位争いに期待できると判断していたが、展開が厳しくで大きく敗れてしまった。
激しい先行争いから離れた3・4番手で追走し、直線を向かえるまで後続の追い上げがなければ凌げる可能性はあったが、先行2頭の失速が早く後続の急な追い上げに動かざるを得ず、4コーナー先頭に立ったものの一気に失速して馬群に飲み込まれてしまった。
条件戦のようなスローな流れなら対応できた距離も、重賞でのハイペース戦では厳しかったか。
もう1頭のS評価であったアナゴサンも10着に敗れた。
2週続けて意欲的な追い切りを消化し、重たい馬場でも力強い脚捌きで坂路を駆け上がり好状態を維持している印象であった。
以前は中距離戦でも好走していたが、ミッキーアイル産駒でもあり近走はスピード志向が強くなっており、主戦場はマイル戦にシフトされていた。距離延長戦でのハイペースでは厳しかった結果である。
2頭ともに重賞の壁に大きく跳ね返された格好であるが、距離とペースが大きな敗因である。好調を維持して適条件に戻れば好走の余地は十分にありそうだ。
 
今週は札幌競馬場で行われる牝馬限定重賞・クイーンステークスに注目します。3歳~5歳の3世代による争いで、世代間レベルの把握と大きな斤量差が難解な要素となる一戦です。また今週から2週間は新潟・札幌の2場開催となり、暑熱対策として新潟競馬のレース時間が大きく変わりますので注意しましょう。
今週も注目の1頭と追切診断を参考にしていただけたら幸いです。

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