■毎日王冠 回顧
秋のGⅠ路線に繋がる前哨戦!GⅡ毎日王冠が行われ、推奨本命馬のシックスペンスが人気に応えて勝利した!
秋の東京開催が幕を開け年末まで続くGⅠシリーズに向けて有力馬が始動する注目レースが続く。その開幕戦となる毎日王冠は天皇賞(秋)への重要ステップとなっていたが、近年はマイルCSを目指すタイプの定番始動戦にもなっており、両GⅠの前哨戦として実績馬が揃うハイレベル戦となっている。
しかし今年は14頭での重賞獲得数15と重賞路線の常連が揃ってはいたが、勝ち星の全てはGⅡ以下のものでグレード制導入後初となるGⅠ馬不在で、メンバーレベルは疑問もGⅠ再挑戦を目論む実績馬と、成長著しい上がり馬の飛躍の舞台になるかに注目が集まった。
上位人気は3歳の素質馬シックスペンス、近2走GⅠで好走を続けるローシャムパークが頭一つ抜け出し、屈腱炎から復帰後崩れ知らずのヨーホーレイク、前走函館記念を制したホウオウビスケッツ、昨年の覇者エルトンバローズが続き、上位5頭が10番未満の混戦模様となっていた。
開幕週の東京競馬場は初日の土曜日に、朝から小雨が降り続き午後から稍重馬場に悪化したが、大きな馬場悪化とはならず天候に恵まれたレース当日は朝から良馬場に回復し、開幕週らしい高速馬場でレースを迎える。
逃げ宣言をしていたシルトホルンがややスタートで後手を踏み、内枠から好スタートを切ったホウオウビスケッツが飛び出すと、シルトホルンは押して行くも控えホウオウビスケッツが楽に先手を取り切る。
外からエルトンバローズが位置を取りに行くも2番手で折り合って、前半からペースは落ち着きやや縦長とはなってはいたが1000m通過59.4秒と緩い流れとなった。
道中も大きな動きはなく4コーナーを回り長い直線での決め手比べとなった。楽なペースで逃げ込みを図るホウオウビスケッツに先行勢は接近するも、ラスト11.3-11.0-11.4秒のラッブでは一気に抜け出す事はできず、漸くゴール前でシックスペンスがクビ差捕えて勝利した。
開幕週の馬場で緩い流れとなっては後方待機組や外々を回った馬に出番はなく、4コーナーで先団を形勢していた5頭が、着順は入れ替わったがそのまま流れ込む先行決着となった。
勝利したシックスペンスは推奨本命馬で詳細は後述するが、前走の日本ダービー9着から古馬初対決の一戦で即巻き返しに成功し、重賞2勝目を飾り天皇賞(秋)への優先出走権を獲得した。
2着のホウオウビスケッツは枠順や展開に恵まれたのは確かであるが、北海道帰りの一戦で得意とは言えない高速上りのレースで結果を残した。絶好調であった前走からひと息入っての一戦であったが、近走の充実した走りとともに今後に期待を抱かせるクビ差の惜敗であった。
3着のエルトンバローズは連覇とはいかなかったが、持ち味を十分に発揮し好走。昨年は枠順や展開に恵まれたが、今年は大外枠で斤量も昨年より3キロ増と課題を抱え、レース前から発汗も目立ち不安材料の多い一戦であったが、スタートから気合いを付けて積極的に運び好走した内容は評価でき、再浮上のきっかけが掴めそうな走りであった。
GⅠ馬不在で今後のGⅠ戦に繋げるためには圧倒的なパフォーマンスが必要とされる一戦であったが、スローペースの前残り戦で着差の付かない結果となった。まだ成長の余地を残すシックスペンスは爆発的に上昇する可能性を秘めるが、一線級相手でキレ不足を露呈したローシャムパークをはじめ、今秋のGⅠ路線で主役候補に名乗りを挙げる馬は誕生しなかった。
競馬リポートでは
・本命馬
・追い切り調教診断推奨馬
の2つを公開していたのでしっかりとこの2つのコンテンツについてレース終了後の回顧を行いたいと思います。
■推奨本命馬について
本命に推奨したシックスペンスが1番人気の支持に応えて勝利した。
・着差は僅かも好内容の勝利!/span>
結果的にクビ差の勝利であったが、成長を感じさせる走りで古馬勢を一蹴している。ペースが遅くラスト3F勝負になった事で着差が付きにくく、ゴール直前で漸く捕えたような辛勝に感じるが、キャリア5戦目の3歳馬で56キロを背負っていた事も加味すると好内容と評価できる。
相変わらずのスタート巧者で先団をあっさりとキープし、向こう正面ではやや折り合いを欠き気味になったが、落ち着きを取り戻して4番手を追走する。直線に向いても追い出しを我慢し徐々に促されると、反応はやや鈍かったがジワジワと脚を伸ばしてゴール前でホウオウビスケッツを捕えた。
休み明けでスプリングSのような超速ギアチェンジは見られなかったが、ラスト11.0-11.4秒の流れでは超抜のキレに見えなくて当然だ。ラスト2Fは11.0-11.0秒程度で走っており、見た目以上のパフォーマンスであったのは確かである。
・今後のGⅠで注目できる存在か?
今回の勝利で天皇賞(秋)の出走権を獲得したが、元々天皇賞(秋)を視野に入れての前哨戦ではなかった。勝利した事で次走はGⅠ挑戦となるのは確かであるが、天皇賞(秋)までは中2週とレース間隔が短く、成長期の3歳馬にとってはベストな選択とは思えない。
もう1つの候補としては中6週の間隔が取れるマイルCSという可能性がある。デビュー2戦をマイルで勝利しておりレース振りからもマイル適正は十分に感じさせる。しかし経験のない関西遠征でのGⅠ戦はリスクが大きく、一旦マイル路線に切り替えると中距離戦での対応力を引き下げる要素となる。
まだまだ成長の余地を残す段階で、陣営がどのような判断をするか。またルメール騎手の兼ね合いも懸念材料で、GⅠ戦で有力馬に乗る機会の多い鞍上とコンビを継続できるかにも注目だ。
国枝厩舎はアーモンドアイをはじめ牝馬でのGⅠ制覇に特徴がある。牡馬のGⅠ制覇は2014年の朝日杯FSダノンプラチナが最後で、牡馬での中距離GⅠタイトルには縁がない。シックスペンスが天皇賞(秋)に挑戦し、定年まで僅かの国枝師に牡馬での中距離GⅠタイトルを齎せるか注目したい。
■調教診断からの推奨馬について
最終追い切り最上位評価をしたホウオウビスケッツが2着に好走した。
前走の函館記念時は絶好の仕上がりを見せ完勝しており、北海道帰りの一戦で調子落ちが懸念されていたが、1週前と最終の併せ馬で好時計をマークし動きにもキレがあり、気配は再上昇している雰囲気にあった。
レースでは楽に先手を奪いペースにも恵まれたが、シックスペンス以外には交わされることなく2着に踏ん張っている。高速上りにも対応しておりステップアップに成功したと評価できる内容だ。充実期を迎え岩田康騎手とのコンビで今後のGⅠ路線で侮れない存在となりそうだ。
もう1頭のS評価であった推奨本命馬のシックスペンスが勝利した。
春までは坂路メインの追い切りであったが、夏を越して体質強化が顕著でウッドで追い切りを積めるようになっていた。序盤から速いラップを刻みラストもキレを感じさせた動きで、休み明けでも成長を含めた上昇が見込めていた。
スローペースで着差が付きづらく辛勝ではあるが、馬体の成長とともにメンタル強化も感じさせた。まだ成長に期待でき将来的にはGⅠでも好勝負できる可能性を秘めている。
追い切り評価3位のエルトンバローズが3着し、追い切り上位評価3頭で上位を独占した。また辛口評価をしたヨーホーレイクとダノンエアズロックは評価通り上位争いに加われていない。推奨本命馬が勝利し追い切り評価上位馬が好走と好結果を残すことができました!
今週は牝馬クラシック最終戦の秋華賞に注目です!春のクラシックを制したステレンボッシュとチェルヴィニアが秋華賞直行となり、トライアルや夏競馬で好結果を残した馬達との再戦ムードが高い一戦。ラスト1冠を手にし世代牝馬最強馬となるのはどの馬か!名牝ロードを歩む馬が誕生するか注目の一戦です。
今週も注目の1頭と追切診断を参考にしていただけたら幸いです。
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