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■日経新春杯 回顧
春のGⅠに繋がる伝統のハンデ重賞!GⅡ日経新春杯が行われ、4番人気のロードデルレイが勝利した!
昨年末に中距離GⅠの常連が相次いで引退し、絶対王者不在どころかトップクラスもレベル低下の印象が強まっている。今年最初のGⅡとして行われた日経新春杯は明け4歳の実力馬や、出世が遅れていた上り馬が揃い今後の飛躍を懸けた注目の一戦となった。
昨年末から開催が続いている中京競馬場芝コースは、今週から内ラチ沿いがカバーされコース替わりとはなっていたが、芝コース全体に痛みが見られパワーと持久力が要求される馬場は継続されていた。
重賞路線で善戦止まりの古豪に対し、有馬記念で好勝負を演じ世代レベルの高さを示した4歳勢や、重賞実績は劣るが底を見せていない上り馬と実力の比較のメンバー構成となり、大混戦が予測されていたとおりの人気割れとなる。
上位人気は条件クラス3連勝で波に乗るヴェローチェエラに快速4歳馬のメイショウタバルが続き、以下ショウナンラプンタ、ロードデルレイ、ホールネス、サンライズアースまでが単勝10倍を切り、9番人気までが単勝10倍台で、3連単は全て万馬券以上というハンデ戦らしい混沌としたオッズでレースを迎える。
逃げタイプが3頭揃い先陣争いと前半のペースに注目が集まっていたが、大方の予想通りにメイショウタバルが先手を主張すると先行争いなく単騎の逃げの態勢に。スタート直後はゆったりした走りで神戸新聞杯同様にマイペースに持ち込む雰囲気であったが、コーナーを回ってからペースは徐々に上がっていく。
向こう正面では11.4-11.2-11.4秒というハイラップ。スタートから6F続けて11秒台で飛ばし後続をグングンと引き離し大逃げ状態となる。1600m通過は1分32秒4とマイルレコードに0.2秒と迫る超ハイペースとなっていた。
ハイラップを刻みながら手応え楽に先頭をひた走るメイショウタバルに対し、後続勢は追走に脚を使わされ馬場コンディションを考えると極端な消耗戦の雰囲気で直線を向かえる。後続に大きな差を付けていたメイショウタバルは徐々に失速しはじめ、残り200mから一気に先頭に立ったロードデルレイが後続を引き離し完勝。焦点は2番手争いに絞られた。
熾烈な2着争いはラストに脚を使ったショウナンラプンタがゴール前で浮上し、先行集団の内で立ち回ってしぶとく脚を伸ばしたマイネルエンペラーが3着争いを制した。1番人気のヴェローチェエラは一旦2番手に浮上するもラストの競り合いに屈して4着に敗れた。
メイショウタバルが作った超ハイペースに乗じた格好にはなったが、レースラップのラスト3Fに37.4秒を要しながら勝ち時計2分9秒8は優秀である。11着に敗れはしたがメイショウタバルの素晴らしい脚力が際立った一戦でもある。
重賞初制覇を飾ったロードデルレイはデビューからレース間隔を空けながらも好走を続け、今回の勝利を含めると【6・2・0・1】で唯一の着外も神戸新聞杯の4着で0.1秒差の惜敗と全く底を見せていない。折り合い面に課題が残り距離延長戦は不安材料となっていたが、前半からのハイラップで折り合いが付き終始スムーズに立ち回れた事で力を存分に発揮していた。
折り合いさえ付けばペースに関係なく好パフォーマンスを続けている。今回見せた持久力に加えて機動力とキレも兼ね備えており、小回りコースの春のGⅠでも十分に上位争いが期待できそうだ。今後の躍進にも希望が持てる重賞初制覇と言えるだろう。
2着のショウナンラプンタは以前に見せていた折り合い面の課題が昨秋から改善され、今回も追走に手間取って位置取りは悪くなったが、直線は大外から差し脚を伸ばして2着に浮上。高いポテンシャルを十分に発揮できるメンタル強化で安定感が出てきたのは収穫である。今後も中距離重賞で大きな活躍が期待できそうだ。
3着のマイネルエンペラーは器用な立ち回りと父譲りのしぶとさで、先行勢では唯一上位争いに踏ん張っている。過去は成績にバラつきが見られたが昨秋からは安定した走りでオープンに昇格し、斤量と馬場適正に恩恵はあったものの上り馬らしい走りで好勝負に持ち込んでいる。高速馬場への対応に課題を残しそうだが、充実期を迎え好走条件がマッチすれば重賞制覇のチャンスがありそうだ。
競馬リポートでは
・本命馬
・追い切り調教診断推奨馬
の2つを公開していたのでしっかりとこの2つのコンテンツについてレース終了後の回顧を行いたいと思います。
■推奨本命馬について
本命に推奨したサンライズアースは最下位の16着に終わった。
・好スタートが仇となったか…
デビュー戦では好スタートから逃げ切り勝ちを決めたが、その後はスタートでの出遅れが続き後方からマクリ気味に進出する戦法がこの馬の真骨頂となっていた。優れた持続力と加速力で後半1000mを速く走る武器を手に入れた印象であった。
今回はメイショタバルが作るハイペースが予測され、3コーナー手前からペースが落ちたとこで仕掛けての上位争いに期待していたが、思わぬ好スタートが仇となった印象である。
ハイラップで飛ばすメイショウタバルからは大きく離れてはいたが、スタート直後から2番手を追走し前半から脚を使ってしまっていた。余裕がありそうな追走ではあったが、3コーナー過ぎで既にステッキが入り脚色が鈍ってしまう。
前半はゆったりと走り後半長く脚を使う武器とは真逆の走りになってしまい大敗を喫した。直線は鞍上の池添騎手も無理をさせずに全くの馬なりでゴールし最下位入線となってしまった。
・ハンデと人気は見込まれた印象も…
有馬記念で同世代馬が活躍し、明け4歳馬はハイレベルな世代として印象付けられた。確かに昨秋からこの世代の活躍は目立っているがそれは斤量差があってのもので、先月まで3歳馬であった世代が古馬となって最初の重賞で猛威を振るうには厳しい状況にある。
サンライズアースに至ってはダービー以来8カ月ぶりの出走で、重賞実績はダービー4着のみの格下的な存在であった。しかしダービーでのパフォーマンスが評価されてかハンデは56キロと見込まれた印象が強かった。青葉賞2着と菊花賞4着のあるショウナンラプンタと同斤量は如何にも不利であった。
2桁人気に近いと感じていたが、明け4歳勢の評価が高く8.4倍の6番人気と想定以上の人気を集めていたのも意外であった。
結果的に長期休養明けのハンデは克服できず、好スタートが招いた不本意な走りであったが、ハンデキャッパーが実力を見込んだ点で馬の力に大差はないと感じさせられる。まだ本格化に至っておらず粗削りな走りが続きそうであるが、持てるポテンシャルは十分に重賞級であり、今後の成長に期待して注目し続けていきたい。
■調教診断からの推奨馬について
最終追い切り最上位評価をしたメイショウタバルは11に敗れてしまった。
相変わらず追い切りの動きはGⅠ級で、素晴らしい脚力の持ち主であるのは確かである。今回も速いラップを刻みながらラスト11.0秒のキレを見せ、状態面の良さを感じさせていた。
レースでは先手を奪いマイペースに持ち込めそうであったが、コーナーを回るとスイッチが入るのかグングンとスピードを上げてしまった。マイルレコードに迫る超ハイペースでは残り200mから一気に失速して当然である。脚力に見合うある程度の操縦性を身に付ける大きな課題はまだ改善されていない。
もう1頭のS評価であったヴェローチェエラも4着に敗れた。
中間は全体時計は目立たずもラストのキレ味を十分に見せ、最終は速いラップを刻みながらラスト11.4秒をマークする好内容で連勝中の勢いを感じさせていた。折り合いもスムーズでメンタル面の成長も加味し充実期を迎えている雰囲気にあった。
レースではハイペースの中団で問題のない追走であったが、人気を背負っているぶん早い仕掛けを強いられゴール前で失速してしまった。条件戦で3戦続けていた上り最速のキレをハイラップと馬場に殺された印象もある。
 
今週は新春中山競馬ラストを飾るGⅡ戦・アメリカジョッキークラブカップに注目します。日経新春杯同様に明け4歳馬が歴戦の古馬に挑む戦い。最終週の馬場に加えトリッキーな舞台で、飛躍を狙う各馬の熾烈な戦いが繰り広げられそうだ。
今週も注目の1頭と追切診断を参考にしていただけたら幸いです。

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