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■菊花賞 回顧
クラシック3冠最終戦!GⅠ菊花賞が行われ、2番人気のアーバンシックが勝利した!
牡馬牝馬混合3冠クラシックの最終戦は今年も牡馬18頭のフルゲートで行われた。3000mの距離を嫌って近年は世代トップクラスの参戦が減少しており、今年も春のクラシック出走馬9頭に未出走馬が9頭と新興勢力の台頭にも期待できるメンバー構成となっていた。
皐月賞馬ジャスティンミラノは天皇賞(秋)を目指し(屈腱炎で回避)、ダービー馬ダノンデサイルは参戦してきたが今後のGⅠ路線を見据えるぶっつけでの参戦であった。春のクラシック2戦で5着以内の結果を残した馬は僅か3頭で今年もメンバーレベルは低下していたと言え、クラシック最終戦は上位拮抗の雰囲気にあった。
舞台となった京都競馬場は前日の雨の影響が残り稍重スタート。多少の痛みは進んではいたが極端なダメージはなく、昼までには良馬場に回復していた。時計もそれなりに出ており展開によっては外差しも効くフラットな状態であった。
上位人気はダービー馬のダノンデサイルが1番人気、セントライト記念を制したアーバンシック、皐月賞2着のコスモキュランダが続き、春のクラシック出走馬が上位人気に推され、新興勢力のヘデントールと神戸新聞杯の覇者メイショウタバルまでが6番人気以下を離し5頭に人気が集中していた。
レースは逃げっぷりに注目が集まったメイショウタバルが先手を主張せず、外枠からエコロヴァルツが一旦は先頭を引っ張っていたが、ペースが上がらずノーブルスカイやメイショウタバルが上昇し、1コーナーでは折り合いを欠いたピースワンデュックが先頭を奪う出入りの激しい序盤となる。
その後は12秒台中盤のラップが続き隊列は落ち着いたが、3コーナーの上りから各馬の仕掛けが開始され、中団に控えていた武豊騎手のアドマイヤテラが直線の入口で先頭に立ち、後続各馬も差を詰め先団が後続を離しながらの直線勝負となった。
持続力戦でバラけた直線では上位争いが絞られ、残り200mで武豊騎手の追い上げを直後で見ていたルメール騎手のアーバンシックが一気にアドマイヤテラを捕え先頭に躍り出て、後続の追い上げを許さず2馬身半差を付けて快勝した。
熾烈な2着争いはアドマイヤテラとショウナンラプンタが競っていたが、外からヘデントールがゴール前で捕えて2着、早め先頭から粘り込んだアドマイヤテラが3着。1番人気のダノンデサイルは道中の折り合いが付かず、内々から馬順を徐々に下げ4コーナーで厳しい位置取りとなり、直線脚を伸ばすも6着が精一杯。また7着以降は6着馬から7馬身離される厳しい戦いとなった。
勝利したアーバンシックは春のクラシックでは好結果を残せなかったが、世代トップクラスのポテンシャルを秘めており、前走のセントライト記念ではルメール騎手とのコンビで以前の不器用なレース振りが改善され、春からの成長を見せていた。
舞台となった京都3000mは上り坂からのスタートで馬場を1周半、難所の下り坂を2回クリアするという3歳馬には難しいコース。長距離戦に必要なスタミナや操縦性に加え瞬発力も欠かせない要素となる。
前走から絶大なプラス要素となるルメール騎手を手にしたのが最大の好走要因となり、その効果に応え素晴らしい走りを見せ、武井亮師にGⅠ初制覇の勲章を贈ったアーバンシック。まだ成長の余地を残し距離の融通性もあり中距離GⅠでも十分勝負になりそうだ。今後多くのGⅠを獲る名馬になって不思議ではない。
2着のヘデントールはGⅠの舞台で戸崎騎手が初騎乗となるマイナス要素があったが、後方から長く脚を使ってゴール前で2着争いを制した。青葉賞で1番人気に推されながらダービー出走権を逃したが、近2走の圧勝劇は最大の上り馬として注目されていた。賞金加算に成功したのは大きな収穫で、今後も重賞路線の主役となれる逸材である。
3着のアドマイヤテラは積極的なレース運びで展開面での主役となっていた。初騎乗であった武豊騎手の能力を最大限発揮させる騎乗ぶりは見事で、ラストで力尽きてしまったが見せ場を十分に作っていた。ややキレに欠ける印象も持続力か活きる舞台ならば重賞路線で上位争いに期待できそうだ。
 
川田騎手の負傷による乗り替わりは残念であったが、長距離戦らしい名手の手綱捌きも大きな見所となるが、操縦性の面で苦労していた横山典騎手のダノンデサイル、М・デムーロ騎手のコスモキュランダは残念な結果となってしまった。
また前走でルメール騎手が跨っていた馬が1~3着を独占しており、長距離戦に必要な操縦性を教え込まれた事が今回の好走にも繋がっていそうだ。またセントライト記念で見違える走りを見せたアーバンシックを、菊花賞でも選択したルメール騎手が勝利したのも納得できる結果である。
競馬リポートでは
・本命馬
・追い切り調教診断推奨馬
の2つを公開していたのでしっかりとこの2つのコンテンツについてレース終了後の回顧を行いたいと思います。
■推奨本命馬について
本命に推奨したコスモキュランダは3番人気に推されたが14着の大敗に終わった。
・出遅れが大敗への火種となった!
覚醒のきっかけとなった弥生賞から早い仕掛けでのまくり戦法を武器にして好走を続けていたが、スタート難があるが故の仕方ない戦法でもある。仕掛け所次第では大敗もあり得る危険性を伴っているが、瞬発勝負では分が悪く特性を活かすための限られた戦法でもある。
舞台適正は未知数も中団をキープし京都コースの下り坂から仕掛ければ直線入口で脚を残しながら先団に取り付き、平坦の直線なら我慢が利くと想定していたが…スタートの後手が大きく響き、大敗への火種となってしまった。
スタートで立ち遅れ促して出して行った事で、中団に上昇するも折り合いを欠いてしまう。内の馬群に入れて我慢させようと折り合いに専念したが、中団から最後方近くまで馬順を下げるチグハグな道中となる。
向こう正面で外に出し仕掛けのタイミングを計っていたが、前を行く武豊騎手が上昇を開始した事でピッチが上がり、後方過ぎた位置取りが再度手綱を引き我慢させる要因となった。スタートミスから折り合いを欠いた序盤が勝負所にも影響していた。
・大きなロスが響き大きく失速!
上昇のきっかけを削がれた事で、下り坂から一気の仕掛けがラストチャンスとなったが、鞍上のМ・デムーロ騎手は上り坂からスパートを開始してしまった。京都の上り坂は脚を温存させてスパートに備える箇所であるが、体力を消耗しやすい上り坂でのスパートはスタミナを大きく削る結果となってしまう。
4コーナーでは先団に接近はしたが、既に脚は残っておらずズルズルと後退しはじめ、ラストは鞍上が追うのを止めて馬なりでのゴール。3歳馬には過酷な3000mの距離で体力を使い切って直線に向く厳しい戦いとなってしまった。
陣営は距離的に最も向く一戦と期待していたが、父・アルアインと同様に距離の壁は厚かったようだ。中山コースでの好走歴に比べ他コースでの実績がなく、レース運びからも中山専用馬のイメージは覆せなかった。距離やコースが敗因とも感じるが、スタートミスからのチグハグなレース振りが大敗に繋がったのは確かである。
■調教診断からの推奨馬について
最終追い切り最上位評価をしたアーバンシックが勝利した。
前走時も好仕上がりを見せていたが、今回は3頭併せの真ん中に入っても余裕十分に好時計をマークし、前走で見せたメンタル面での強化が最終追い切りでも感じられていた。
以前のような無器用で大味なレース振りから一転して、勝利したセントライト記念同様に操縦性の高いレース運びで完勝している。ルメール騎手の継続騎乗は絶大な効果であったが、一夏越してメンタル面を含めた成長が高いポテンシャルを引き出す結果となった。
もう1頭のS評価であったヘデントールが2着に好走した。
1週前追い切りでジオグリフを圧倒し、最終も3頭併せの真ん中で武器の加速力を十分に見せていた。道中の落ち着き払った走りも好感で、高い操縦性も長距離戦に不安を与えていなかった。
スタート後手で最後方からの競馬となったが、勝負所で外々を追い上げて好位に押し上げ、直線は内に刺さり気味で追い辛いシーンはあったが、残り100mから脚を伸ばしてゴール寸前で2着争いを制した。
推奨本命馬は大敗に終わってしまったが、皐月賞で推奨本命馬に指名し今回は最終追い切りで最上位評価をしていたアーバンシックが勝利。もう1頭のS評価であったヘデントールが2着と最終追い切り評価は正しかったと言える。ともに上位とはいえ力のある馬が好状態でレースに挑んだ結果でもあった。
 
今週はスターホースが揃う秋の大一番!天皇賞(秋)に注目します。昨年の牝馬3冠馬リバティアイランド、ダービー・有馬記念の覇者ドウデュースのスターホースが参戦。GⅠ実績馬や近走重賞好走馬も多く見逃せない一戦です!
今週も注目の1頭と追切診断を参考にしていただけたら幸いです。

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