■2025年 ヴィクトリアM回顧
アスコリピチェーノが大激戦を制し女王の座を獲得!
東京競馬場で5月18日に行われた第20回ヴィクトリアマイル(G1)は、C・ルメール騎手騎乗の1番人気アスコリピチェーノが後方から鮮やかに差し切り勝ちを収めました。
前走サウジアラビアのレースに続く2連勝で自身2つ目のG1タイトルを獲得。
勝ち時計1分32秒1の大接戦をクビ差で制し、ルメール騎手にとっても今年JRA・G1初勝利となる記念すべき一戦となりました。
■レース概要と結果
第20回を迎えた2025年のヴィクトリアマイルは、東京競馬場の芝1600mBコース(左回り)で行われた。
前日までの雨の影響が残るコンディションながらも、当日は曇り・馬場状態良での開催となりました。
出走予定だったミアネーロは取消となり、17頭立てのレース。
結果は1番人気のアスコリピチェーノ(C・ルメール騎手)が優勝。
2着にクイーンズウォーク(川田将雅騎手)、3着にシランケド(M・デムーロ騎手)が入り、4着アルジーヌ(レーン騎手)、5着アリスヴェリテ(池添騎手)と続きました。
上位3頭はごく僅差のレースで、勝ったアスコリピチェーノと2着クイーンズウォークはクビ差、2着と3着のシランケドはハナ差という大激戦となりました。
■レース展開の詳細分析
スタート直後から単騎気味で先頭に立ったのはアリスヴェリテ。
その後ろにアドマイヤマツリ、ビヨンドザヴァレー、シンリョクカ、ソーダズリングなどが続き、アルジーヌも前目での競馬。
ステレンボッシュとクリスマスパレードが中団、クイーンズウォークが後方外目で進み、出遅れたボンドガール、さらに後方にシランケド、そして優勝したアスコリピチェーノも最後方付近からの展開。
レース中盤から終盤にかけて、前半スローめのペースでも馬場の重さもあって、先行馬の息が上がり始める中、最終コーナーを回って直線に入ると、クイーンズウォークが外から抜け出しにかかり、さらに外からアスコリピチェーノが強烈な末脚を繰り出し、ゴール前で差し切り勝利。
3着のシランケドも伸びてくる中、わずかな差を制したアスコリピチェーノの末脚の確かさが光りました。
■優勝馬アスコリピチェーノの活躍
アスコリピチェーノは美浦・黒岩陽一厩舎所属、ダイワメジャー産駒の4歳牝馬です。
母はアスコルティで、馬主はサンデーレーシング、生産者はノーザンファームという良血の持ち主。
今回の勝利で自身2つ目のG1タイトルを獲得し、前走サウジアラビアの1351ターフスプリントに続く2連勝を飾る。
近年のマイル牝馬路線でしっかりと結果を残し続け、今回の勝利で名実ともに日本の牝馬マイル王者として君臨することになりました。
馬体重は476kgと前計測不明ながらもコンディション良好で臨んだレースでは、33.3秒という優れた上がり3ハロンを記録。
硬い馬場を得意とする傾向がありながらも、今回の若干重い馬場でもその末脚の確かさを証明。
■上位入線馬の評価
2着クイーンズウォーク(牝4、中内田充正厩舎)
川田将雅騎手騎乗で期待に応える走りを見せました。
後方からの競馬ながら直線で先に抜け出す形となり、一時は勝利も見えた位置までいきましたが、アスコリピチェーノにクビ差及ばず。33.6秒の上がりを記録し、馬体重は前走より2kg増の536kgでコンディション良好でした。
3着シランケド(牝5 牧浦充徳)
M・デムーロ騎手騎乗で、上がり3ハロン33.2秒という好タイムを記録。
クイーンズウォークとはハナ差の3着となり、この3頭による熱戦となりました。
単勝18.1倍と人気は7番手でしたが、実力を発揮する走りを見せた。
4着アルジーヌ(牝5、中内田充正厩舎)
レーン騎手騎乗で前目からの競馬を展開。
3着のシランケドとはアタマ差の惜しい4着。
同厩舎の2頭が2着と4着に入る結果となり、中内田厩舎の好調ぶりを証明。
■C・ルメール騎手の偉業と特別な勝利
C・ルメール騎手は今回の勝利でヴィクトリアマイルを2017年アドマイヤリード、2020年アーモンドアイ、2021年グランアレグリアに続き4勝目という記録を達成。
前回の勝利から4年ぶりとなる今回のヴィクトリアマイルの勝利は、ルメール騎手にとって2025年JRA・G1初制覇。
レース後のコメントで「勝って良かったです。安心しました」とシンプルに語ったルメール騎手。
このレースに対する強いこだわりと、長年日本で活躍するトップジョッキーとしての責任感が感じられる言葉でした。
■レース総括と今後の展望
今回のレースを制したアスコリピチェーノは、4歳という若さでG1を2勝し、今後の活躍がさらに期待。
父ダイワメジャー譲りのスピードと、母系由来のスタミナを兼ね備えた血統背景を持ち、距離適性も幅広いことから、秋の天皇賞や安田記念など国内重賞はもちろん、海外遠征の可能性も視野に入れた今後の戦略が注目されます。
また、僅差の2着に敗れたクイーンズウォークも力のある走りを見せ、今後のG1タイトル獲得に大きな期待がかかります。
3着シランケドも含め、日本の牝馬マイル路線のレベルの高さを証明するレースとなりました。
今回の名勝負は、日本の女王決定戦にふさわしい緊迫した展開と、一流の騎乗、そして高いレベルでの競争が繰り広げられ、芝1600mの牝馬限定G1レースとして競馬ファンに強い印象を残すこととなりました。
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