★ジャルディニエ
7月6日・小倉2レース 2歳未勝利 芝1800m
単勝1.3倍の圧倒的人気に応える走りで快勝した。デビュー戦は4コーナーで窮屈な位置に入ってしまい仕掛けが遅れたが、残り200mからのスパートでゴール前で一気に勝ち馬を強襲しクビ差まで迫り、2戦目の今回は相手に恵まれた事もあり、断然人気を背負いその勝ちっぷりに注目が集まった。2歳の1800m戦にしては珍しく中盤が緩まず能力差が出やすい持続力戦となったが、スタートから余裕十分に外の3番手を追走し、4コーナーでは他馬と全く違う楽な手応えで直線に入ると、促されてアッサリ先頭に立ちラストは抑える余裕を見せ快勝した。ラストは12.2-12.3-12.8秒とラップは落ちているが、手応えからも時計は十分短縮可能である。今回は最終追い切り後に小倉への輸送で馬体を12キロ減らし、メンタル面を含めた成長が今後の課題とはなるが、初年度産駒となるアドマイヤマーズの期待馬となりそうなポテンシャルを秘めている。距離はマイル前後が理想で、将来性を含めてクラシックとなると微妙であるが、早い時期であれば相手強化の重賞でも楽しみな存在となる。
★レッドランメルト
7月7日・福島11レース 七夕賞(GⅢ) 3歳以上オープン 芝2000m
12番人気の低評価であったが、厳しい流れでも見せ場十分の走りで6着に善戦した。2頭が飛ばす展開で前半ハイラップとなったが、スタートから先団を追走し4コーナー手前からスパートを開始。残り200mではダンディズムと先頭争いを繰り広げ、ラストは決め手を発揮した上位勢に屈してしまったが、先行勢ではダンディズムとともに健闘が光ったレースであった。前走のエプソムCは8カ月ぶりの実戦で力みが目立ち17着に敗れているが、近走の大きな着順は敗因がハッキリしており悲観材料にはならない。元々デビュー2戦目で勝ち上がり、その後も人気を集めながら2勝目が遠かったが、一昨年の夏から条件戦を3連勝し一気にオープンに出世した素質馬である。その後は重賞戦線で苦戦は続いていたが、重馬場での大敗が目立つだけで良馬場限定なら差のないレースをしている。中山金杯は0.5秒差、七夕賞は0.4秒差、今回も0.6秒差で2着馬とは0.3秒差しか負けていない。長期休養明けのエプソムCを除けば重賞でも好勝負に持ち込んでおり、今回厳しい流れでも見せ場を作れたのは決してフロックではない。折り合いに課題は残るが、次走以降も良馬場限定で波乱の立役者となる激走に期待してみたい馬である。
★アスクドゥポルテ
7月7日・函館11レース 五稜郭ステークス 3歳以上3勝クラス 芝1800m
13人気の低評価ながら好パフォーマンスを発揮して差のない4着に健闘した。3歳時は1勝馬ながら京都新聞杯に挑戦し、展開不利ではあったがサトノグランツと0.9秒差と善戦していた。その後は好走を続け2勝2着2回で3勝クラスに昇級したが苦戦が続いていた。レース後のダメージが残りやすいタイプで、凡走→好走を繰り返し今回を含め2桁人気の時に3走して全て5着以内、1桁人気時は大きな着順と1走起きに好走している面白いタイプである。今回も大外枠から終始外々を回り、4コーナー手前からのスパートで直線一旦先頭に立ち、ラスト3頭に差されたが3着馬とはハナ差と見せ場を作った。先行勢を競り潰したレース内容は優秀で、3勝クラスでも十分通用するポテンシャルを持っている。次走は凡走の順番となるが、凡走時は距離が長過ぎたり重馬場や前が塞がるなど敗因はハッキリしている。北海道に移動後は追い切りで動いており、洋芝を含めたコース適正を加味しても水が合いそうだ。滞在して札幌戦に参戦してくれば連続好走もありそうだ。次走で凡走しても次々走での激走が可能で、波乱の立役者になる激走を期待して追い掛けてみたい。
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