★フライライクバード
7月29日・新潟11レース 関越ステークス 3歳以上オープン 芝1800m
以前から素質が認められ常時人気に推されながら、好走と凡走を繰り返してきた。GⅡアルゼンチン共和国杯3着がある実力馬であるが、気性面に問題があるタイプで安定しない走りがネックであった。今回は去勢処置を施した後の休み明けで6着と結果は残せなかったが、道中の行きっぷりが良く手応え抜群で直線を向かえたが、平坦コースの長い直線でラスト11.3-11.0-11.6秒の高速上りに対応出来なかったのが敗因である。厩舎サイドでは体型や性格が変わったとのコメントがあり、鞍上の川田騎手が1週前追い切りに跨る意欲的な調整を見せ、この馬の今後に期待する意思は伝わった。今回は超瞬発力勝負で分が悪かったが、持続的な脚が求められる力勝負になれば好勝負は可能である。去勢明けは凡走するのが当然で、ラストまでしっかり走れていた点を評価したい。去勢効果で安定した走りさえ出来れば、次走以降で波乱を演出する期待は十分にある。
★カランドゥーラ
7月29日・札幌11レース STV賞 3歳以上3勝クラス 芝2000m
休み明けで15番人気ながら見せ場のある走りで6着に好走した。エアグルーヴを祖母に持ち、父モーリスという血統で注目されていた馬であるが、未だ3勝クラスに甘んじていて重賞には未出走と期待程の走りは出来ていない。過去走では先行集団に付け器用な立ち回りで差のないレースを続け、速い上りのレースで勝利を飾るタイプであった。今回は洋芝の小回りコースで舞台設定はベストでなく、ゲートで落ち着きがなく最後方からの競馬を強いられる厳しい戦いとなった。道中の行きっぷりも悪かったが、エンジンのかかった3コーナー過ぎに大外から進出を開始し、直線も大外から脚を伸ばし上り最速をマークした内容は評価したい。晩成型の血統でまだ集中力に欠ける面はあるが、今回後方から差す競馬ができた経験は次走以降に繋がりそうだ。小回りコースの対応力を見せたことから舞台設定を問わず、穴馬として狙ってみて面白い馬である。
★トキメキ
7月30日・新潟11レース アイビスサマーダッシュ(GⅢ) 3歳以上オープン 芝1000m
新潟1000直巧者とはいえ、勝利に等しい走りで2着に好走した。10番枠スタートから先行集団の後ろに付け、徐々に外に進路を変えて大外を走る絶好のポジショニングであった。追い出しを我慢したい所であったが、ペースが速く先行した各馬は残り200mで失速し、前が空いてしまった事で早めに先頭に立ってしまった。ゴール前は強烈な差し脚を発揮した勝ち馬に先着を許し、上り最速で迫った3着馬にもクビ差まで詰め寄られたが、先行馬には厳しいなか唯一踏ん張った走りは見所十分であった。2F目から10.0-10.5-10.9秒で進み、ラスト11.8秒に失速しているラップからも脚を溜めた馬に有利であったのは確実である。昨夏は不振であったが休養を挟んでレースぶりが良化しており、本来の力を発揮できるようになっている。1200m戦でも差のないレースをしており、距離延長でも狙って見る価値は十分にある。凡走後に一変し波乱を演出した兄ストーミーシー同様に、常に穴馬として馬券に加えておいて損のないタイプだ。
★イズジョーノキセキ
7月30日・札幌11レース クイーンステークス(GⅢ) 3歳以上牝馬オープン 芝1800m
休み明けで中間の追い切り本数が不足し、最終追い切りも軽く良化途上の印象で8番人気と低評価であったが、大きな不利が響きながら5着に好走した。昨秋は府中牝馬Sでソダシを破る素晴らしい走りを披露し、有馬記念でも4着と実績は断然といえるメンバー構成であったが、休み明けで本来のデキには程遠い印象であった。今回は秋に向けての叩き台と思われたが、57キロを背負っての0.4秒差と力は見せた結果を評価する。道中は最内に進路を取り折り合い重視の走りで、鞍上の岩田康騎手得意の直線内を抉じ開け一瞬の脚を活かす戦法を試みたが、馬群に包まれ通しで直線残り200mを切るまで追い出す事が出来ない不利が堪えてしまった。しかしゴール前の脚は素晴らしく、スムーズに捌けていれば2着争いには加われていたと推測できる。今後の府中牝馬S連覇や、エリザベス女王杯に向けて期待の膨らむ前哨戦であったと言え、良馬場条件で好勝負に期待したい。
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