中山競馬場の紹介
主な施行レース
有馬記念・皐月賞・スプリンターズS・ホープフルS
コースの特徴
主開催場としては最も小回りで、高低差が最もある競馬場。
直線は短いが高低差2.2mの急坂が待っており、展開次第では坂を上がってから一気の形成逆転も有り、大波乱になるケースも。
芝コースは内回り・外回りがあり、内回りは器用さが要求され先行タイプが有利とされている。
外回りは3コーナーから4コーナーが緩やかで下り坂を利用し、勢いを付けて直線に向かえる事もあり瞬発力よりも持続力が要求される事が多い。
馬場が極端に速くなる事が少なく、中山巧者と呼ばれる馬も出現する。
ダートコースは馬場が重い傾向にあり、パワーが要求される。
1200mのレースはスタート後に下り坂となるため、ペースが速くなり易く、直線の急坂で差し馬が台頭するケースもある。また芝スタートで外枠は長く芝を走れるため、外枠有利といわれています。
馬場状態の傾向
中山競馬場の施行月は1・3・4・9・12月ですが、9月開催のみ野芝で開催され、他月の開催は洋芝をオーバーシードした馬場となる。
9月開催は全体的に時計が速く、先行有利の傾向にある。
オーバーシードされた馬場はパワーが必要となり、瞬発力よりも持続力が要求され、開催初日でも時計がやや掛かる馬場となる。
冬季の開催は開催が進むにつれ、重たい馬場となり速い上がりが必要のないケースが目立ちます。
・他場に比べ芝が重たい時期が多く、パワー・スタミナが必要である
・9月開催は先行有利でスピードタイプの馬の活躍が目立つ
・開催が進むにつれ外差しが利き、内回りでも大外一気のレースも可能で展開によっては差し馬同士の決着もある
■馬券攻略のヒント
中山競馬場のコースは日本一トリッキーなコースでもあり、雨による馬場の変動と直線の急坂もあって、展開一つで結果がガラッと変わってしまいます。
実力を発揮しずらいコースでもあり、他場で苦戦している馬が中山コースで激変する事もあって、大荒れになるケースも…穴党ファンには楽しいコースです。
重賞一覧(平地競争・開催時期順)
・芝コース
1200m
オーシャンS(GⅢ)4歳以上
スプリンターズS(GⅠ)3歳以上
1600m
フェアリーS(GⅢ)3歳牝馬
ダービー卿チャレンジT(GⅢ)4歳以上
ニュージーランドT(GⅡ)3歳
京王杯オータムハンデ(GⅢ)3歳以上
ターコイズS(GⅢ)3歳以上牝馬
1800m
スプリングS(GⅡ)3歳
中山記念(GⅡ)4歳以上
中山牝馬S(GⅢ)4歳以上牝馬
フラワーC(GⅢ)3歳牝馬
2000m
中山金杯(GⅢ)4歳以上
京成杯(GⅢ)3歳
弥生賞(GⅡ)3歳
皐月賞(GⅠ)3歳
紫苑S(GⅢ)3歳牝馬
ホープフルS(GⅠ)2歳
2200m
アメリカJCC(GⅡ)4歳以上
セントライト記念(GⅡ)3歳
オールカマー(GⅡ)3歳以上
2500m
3600m
・ダートコース
1200m
1800m