★キタノエクスプレス
6月29日・福島11レース バーデンバーデンカップ 3歳以上3勝クラス 芝1200m
昇級初戦ではあったが、まだ上を目指せる勝ちっぷりでアッサリとオープン入りを決めた。デビューからダートを12戦使われキャリア4戦で2勝を挙げていたが、その後は足踏みが続き昨春の7着を最後に5歳シーズンを終えていた。しかし8カ月の休養を挟み芝路線へ矛先を替えると、10番人気の低評価ながら2着に好走する変わり身を見せる。その後も芝1200m戦に参戦し2着を続けると前走で2勝クラスを卒業し、今回は3勝クラスへの格上げ初戦であった。スタートはやや後手を踏んだものの馬なりで内を上昇し中団を確保、4コーナー手前から促されると一気に加速して残り200mで抜け出し押し切った。仕掛けが早かったためラストはやや差を詰められたが、2F目から10.0-10.6秒を記録したペースを馬なりで上昇し、促され一気に先団を射程圏に入れた地点も11.1秒と高速ラップでありスピードと加速力は抜けていた。芝5戦で【2-3-0-0】と底を見せず、今回は長距離輸送と小回りコースの課題をクリアしての完勝であった。オープンに昇格する次走以降も好勝負は可能である。
★シリウスコルト
6月30日・福島11レース ラジオNIKKEI賞(GⅢ) 3歳オープン 芝1800m
2着に惜敗してしまったが最内枠の不安を克服したレースぶりは見所十分であった。弥生賞3着後に皐月賞に挑戦したが14着の大敗に終わり、仕切り直しの一戦を迎える。3歳限定のハンデ戦ではあったが、今年は重賞好走馬が揃い例年との比較でレベルの高い一戦となっていた。力量上位の存在ではあるが、過去走での好走歴はスムーズに先行するか外からジワッと追い上げるパターンとなっており、今回の懸念材料は頭数は落ち着いたものの最内枠にあった。スタートから控える戦法で中団を確保したが、道中は前と外に馬がいて揉まれる展開に。3コーナーで前がゴチャ付き下がってきた馬の後ろで馬順を下げたが、促されると内ラチ沿いを上昇し4コーナーでは前を行く2頭の間を割って一旦は完全に抜け出している。ラストは勝ち馬の強襲に屈したが、一味違う走りっぷを見せてのアタマ差なら十分評価できる内容である。以前より落ち着きが出て脚質的にも幅が出て、揉まれる形でも好走したのは大きな収穫となった。持続力勝負が向き瞬発力勝負に不安を残すが、舞台が整えば重賞初制覇のチャンスがありそうだ。
★カンチェンジュンガ
6月30日・小倉11レース 北九州記念(GⅢ) 3歳以上オープン 芝1200m
10番人気の低評価ではあったが、直線の脚は目立ち4着に好走した。デビュー8戦を消化した今年の1月までは、2勝を挙げてはいたが安定感のない走りで大敗が多いタイプであった。勝利時は好内容でポテンシャルの高さを感じるが、時計面に限界があり好走条件が限られていた印象であった。しかし休養明け2戦目の3走前から好内容の連勝でオープンに昇格し、前走の春雷Sでもコースロスが響きながら0.2秒差の5着と善戦している。以前に見られたアテに出来ない面が解消し安定感ある走りを続けている。今回も前半からハイラップで時計が速く、馬場コンディションも前・内有利ではあったが、後方から大外を回って直線一気の脚で猛追し0.4秒差まで迫っていた。小倉コースで3勝と相性の良さも好走要因であるが、前走の中山でも好内容の走りを見せており、以前のような凡走がなくなり重賞でも通用するポテンシャルが開花した雰囲気である。まだ人気に推される可能性は低く、次走で波乱を演出する馬券内突入の走りに期待してみたい。
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