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★サンマルグレイト
12月24日・中山5レース 2歳新馬 芝1800m
16頭立ての8番人気と評価が低く、結果9着に敗れてしまったが、幼さが残るレース振りと不利が重なったもので、今後に期待できるデビュー戦であった。4番枠から好スタートを決め、道中は馬群の中でやや折り合いを欠きながらの追走であった。ペースが緩く殆どの馬が余力を残して直線に向き、スムーズに追えた馬が上位を独占する結果となったが、サンマルグレイトは4コーナーでも前と外が壁になり、進路を探していたが空かずに大外に持ち出す。前が空いて追い出されたが、左ムチに反応して右に寄れてしまい再び馬群の後ろに入ってしまった。ゴール前は再加速してたが、ラスト11.7-11.7秒の上りではロスが致命傷になったと言える。前が壁になる不利と幼さを見せてスムーズに加速できなかったが、4コーナーでの手応えが素晴らしく、レースを経験した次走は浮上する可能性を十分に秘める。着順が悪く人気薄の妙味も加味して狙ってみたい馬である。
★ハイランドリンクス
12月24日・阪神5レース 2歳新馬 芝1800m
フルゲート18頭が揃い大混戦のレースであったが、終始リズム良く走れずに7着に敗退してしまった。スタートから馬群に包まれ通しで、緩いペースで折り合いにも苦労していた。気を遣いながらの追走であったが、4コーナー手前から馬群の中で徐々に進出を開始し番手を上げていった。まだ手応えには余裕が感じられ、追えば弾けそうな雰囲気であったが、直線でも前が空かず、左右から挟まれ通しで全くスムーズに加速できなかった。直線半ばで前が空いたが、寄れた馬が再び前を塞ぎブレーキをかけてしまう。ゴール前まで馬に囲まれていて、繊細な牝馬のデビュー戦としては過酷な戦いとなってしまった。7着ではあるが勝ち馬とは0.4秒差、ゴール前は鞍上が抑えていた結果であり、上位馬と遜色ないポテンシャルが感じられた。軽い芝向きの奇麗なフォームで走る馬で、最終週の馬場も味方とならなかった。次走良馬場でスムーズにさえ走れれば上位争いは必至である。
★ラウダシオン
12月24日・阪神11レース 阪神カップ(GⅡ) 3歳以上オープン 芝1400m
11番人気の低評価であったが、不振脱出を感じさせるレース振りで3着に善戦した。2歳時は右回りで2勝しているが、3歳以降は左回り限定馬といった戦績で、強さとモロさが極端に出るタイプである。好走条件はスムーズに先行して揉まない事に限定されていて、モロを出すと2桁着順が当たり前であった。今春は海外遠征を経験し、地方佐賀競馬でダート戦の経験もした。ともに結果を出せなかったが、今回のレース振りは数々の経験が活きて精神的に逞しくなっている印象を与えた。最終追い切りで強い負荷をかけ、鞍上にムルザバエフ騎手を配し、揉まれる競馬ながら直線馬群を割った内容は価値があり、初騎乗の鞍上に過去にない走りを引き出された印象がある。ポテンシャルの高さは3歳時のNHKマイルカップ勝利で実証済で、新たな一面を見せた今回の内容に今後の期待を寄せて良いだろう。右回りも対応し今後の選択肢も広がった次走以降に注目したい。
★ジェラルディーナ
12月25日・中山11レース 有馬記念(GⅠ) 3歳以上オープン 芝2500m
強豪相手で不利もあったが、本格化を感じさせるレース振りで3着に好走した。重賞初制覇を果たしたオールカマーはポッカリ空いた内を抜け出し、前走エリザベス女王杯では展開と外枠に恵まれての勝利と言う見方もあった。また大目標とは言えない中5週での有馬記念参戦も有利とは言えない状況である。しかし気性的に落ち着きのなかった馬が今秋からは追い切りでもレースでも落ち着いた走りで、精神的に逞しくなった印象があった。今回はスタートで後手を踏み後方の追走で、勝負所の3コーナー過ぎには後続のボルドグフーシュの一気の追い上げで被されスパートタイミングが遅れてしまった。直線も苦しい馬群の中で捌くのに手間取っていたが、坂上から前を行く2頭と遜色ない伸び脚を見せている。重賞を使い続けた厳しい臨戦過程での再東上で、不利もありながら好走した結果は、精神面で大人になった超良血馬が完全本格化したと言える。来春の牡馬混合GⅠでも注目したい。
★デルレイビーチ
12月25日・阪神6レース 2歳新馬 芝1400m
フルゲート18頭立てのメイクデビュー戦で8着に敗れたが、直線での大きな不利が致命傷となってしまった結果である。好スタートから最内を揉まれる形で追走し、手応え十分に直線に向かう。前が壁になり進路を求めて外に出して、スパートを開始した。馬の間を割って伸びかけたが、内に居た馬の強烈な斜行で騎手が立ち上がる不利を受ける。被害を被った馬は他にもいたが、一番大きな被害を受けたのは間違いない。加速した段階での不利は大きく、400キロと小柄な牝馬には厳しい洗礼であった。スムーズに走れていれば上位は間違いなかっただけに、不利が悔やまれる一戦となってしまった。精神的なダメージは気になるが、短距離向きのスピードとキズナ産駒らしいパワーも兼ね備えており、馬場・展開にはあまり左右されないだろう。揉まれる競馬を経験した次走は、能力全開の走りで上位争いに期待したい。

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